「あの子は大丈夫か?」大谷翔平の27号2ランが少年の額に直撃…米記者から心配の声「怪我していないことを願う」

まさかのハプニングだ。

現地7月2日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は本拠地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」としてスタメン出場し、第4打席で2試合ぶりの27号2ランを放つなど、5打数3安打2打点と躍動。12試合ぶり今季9度目の猛打賞もマークし、打率を.320、OPSを1.048に伸ばしている。

2対3の1点ビハインドで迎えた7回無死一塁という場面で、ダイヤモンドバックスの3番手ジャスティン・マルティネスと対峙した大谷は、カウント1ー0から投じられた内角高めのスライダーを強振。打球速度112マイル(約180.2キロ)、飛距離433フィート(約132メートル)を計測する右中間スタンドへの一時逆転弾となった。

止まらないスーパースターの快音に日米が沸く一方、SNS上で指摘が相次いでいるのは、27号2ランの着弾地点だ。大谷のホームランボールを客席のファンたちが捕球しようと腕を伸ばしたものの、その間をすり抜けた打球は、キャップを被っている少年の額に直撃。その場でうずくまった様子も中継映像に捉えられ、心配の声が相次いでいる。
これを受け、米エンタメ情報番組『Entertainment Tonight』のシニアライター、ミゲル・メレンデス氏は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニの27号が少年の額に直撃した。彼が怪我していないことを願う」と反応し、ドジャース公式アカウントの投稿に対しても、「あの子は大丈夫か?」とリプライしていた。

なお、この試合はドジャースが6対5で逆転サヨナラ勝ち。貯金を再び「20」に戻している。

構成●THE DIGEST編集部

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