各地で猛暑、愛知・三重に今年初の熱中症警戒アラート かき氷と冷やしたぬきで涼む人も

メ~テレ(名古屋テレビ)

暑いと、ひんやりしたものを食べたくなりますよね。一方で、熱中症には、万全の対策を。

3日は、東海から西日本にかけて強い日差しが照り付け、各地で猛烈な暑さとなりました。 名古屋市では、午後3時までの最高気温が34.4℃に達しました。 気象庁と環境省は、東海地方で熱中症の危険性がきわめて高くなると予想されるとして、愛知県と三重県に今年初の熱中症警戒アラートを出しました。 「気力で頑張ってます。(でも)無理です。ちょっと暑すぎて、嫌です」(女性) 「すごい暑かったので、ちゃんと日焼け止めスプレーと日傘もばっちりで来ました」(女性) 「先週、早めにウナギ食べさせてもらいましたが、こんなに暑くなってくるとちょっとまたウナギが食べたいなって思います」(男性)

氷に涼を求めて

ウナギもいいですが、この暑さで欲しくなるのが氷。 1年を通して「かき氷」を提供する中区の「甘味処 柴(しば)ふく」。正午のオープン直後には、すでにお客さんが。 「冷えるから頑張れる、これ食べたら、午後からも(仕事も)頑張ります」(女性2人組) 「きょうはやっぱりジメジメ蒸し暑いので、かき氷日和かなと思って、柴ふくさんに来させていただきました。」(女性)

年中食べる岐阜のソウルフード

変わって、岐阜市でも…。 3日、岐阜市では午後3時までに最高気温34.2℃を観測。 この暑い中で、並んでも食べたいものといえば…。 「冷やしたぬき。(行列待っている間の暑さは)致し方ないっていう感じですね。そばのためなら」(行列の客) 創業約100年の「更科(さらしな)」 冷たいそばに濃いだしをかけて、豪快に混ぜて食べる岐阜市民のソウルフードです。 「特にやっぱり夏は、冷やしたぬきがおいしい」(男性客) 「年中来ます。冬も冷やしたぬき、夏も冷やし。夏のほうがやっぱり多いけどね」(母娘) もちろん、お店の人からも。 「冷たいそば、冷やしたぬきそばが出ます」(店員) ただし、作る人たちは大変なようです。 「もう三十何年経つんですけど改装して、最初はクーラー付けてたんですがあまりの暑さでぶっ壊れましたんで、撤去しました。汗だくですよね」

官民連携で熱中症対策の呼びかけ

四日市市で猛暑日一歩手前の34.2℃を観測するなど、今年初めての熱中症警戒アラートが発表された三重県では…。 「こちらのコンビニではレジ真下の目立つところに熱中症対策と書かれたポスターが貼ってあります」(岡本記者) ファミリーマートと三重県、大塚製薬が連携して、2日から買い物客に向けた熱中症対策の呼びかけを始めました。 県内の約400店舗に張り出すポスターです。さらに、約7割の店舗で、レジの上にある大型モニターに5分に1回、15秒の啓発動画を流します。 「三重県からのご案内。熱中症対策のポイント・・・ 」 三重県では去年、東海3県で最多となる34回の熱中症警戒アラートが発表されていて、今年も、こまめな水分補給や暑さ対策などを呼びかけます。

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