「未来の私にブッかまされる!?」で、綱啓永がNHKドラマ初出演&初主演! 恋人役に乃木坂46・久保史緒里

NHK総合では、10月7日より、夜ドラ「未来の私にブッかまされる⁉」(月曜~木曜午後10:45)を放送する。NHKドラマへの出演が念願だったという綱啓永が主演を務め、乃木坂46久保史緒里が恋人役で共演することが分かった。

本作は、「未来」と「今」の自分同士の価値観が衝突しながら予想もつかない人生が切り拓かれるタイムトラベルドラマ。

綱が演じるのは、社会人10年目を迎える、市役所職員の五十嵐頼人。堅実で安定志向の裏には、一寸先は大炎上のリスク社会で「失敗しない人生を送らなければならない」という根源的なプレッシャーがあった。そんな委縮する若者・頼人の前に現れたのは“未来からやって来た五十嵐頼人”だと主張するオジサン。このオジサンの2054年仕込みの価値観と大胆な行動によって、今まで頼人自身がフタをしてきた、夢と仕事、友情と恋愛、結婚と家族といった、人生の宿題が一気に“ブッかまされる”。

地に足がついた30歳手前で、付き合っている恋人・筒井凜(久保)に結婚を切り出すため、レストランでプロポーズを決行しようとしていた頼人。そんな彼の目の前に、突如現れたオジサン、“未来からやって来た五十嵐頼人”にブッかまされて事態は急変する。プロポーズ失敗で幕が開ける怒涛(どとう)の毎日の中で、2054年の「未来」の価値観と、2024年の「今」の価値観の摩擦に揺さぶられながら、頼人は人生を生き抜くことができるのか?

「念願のNHKドラマ初出演です!」と声を弾ませる綱は、「脚本を読ませていただいてまず感じたのが、とにかく展開、展開、展開の嵐。読んでいて飽きない。クセになる怒涛のスピード感がとても魅力的な脚本でした。僕自身が、今まさに脚本にブッかまされています。未来の自分にブッかまされる頼人が、もがきながらも前に進んでいき、そして成長していく姿を丁寧にそして良い意味で肩の力を抜いて、演じたいと思っております」と脚本の魅力と役作りについて触れる。

そして、「撮影はこれからで、放送もまだ少し先になるのですが、スタッフ・キャスト一同、心を一つに面白い作品を届けられるよう頑張りますので、ぜひ楽しみに待っていただきたいです! そして、誰しもがきっとこの先一度は通るような運命の分かれ道が訪れた時に、この作品を見たことが良き人生の選択だったとなれば良いなと思います」と呼び掛けている。

久保が演じる頼人の恋人、筒井凜は、乃木坂46の久保史織里が演じる。服飾系の短大卒業後にアパレル会社に就職するが、病弱の母を気遣い、実家のクリーニング店に戻って働いている人物だ。

本作への出演について、「お話をいただき、初めての夜ドラへの挑戦が決まり、大きなうれしさに胸が弾みました」と心境を明かす久保は、「私が演じる筒井凜は、とてもおおらかで明るく実直な人柄です。一番身近な存在である恋人の変化に影響を受け、自らもその渦に巻き込まれていくことで、物語も大きくあらゆる方向へと動き出していきます」と役柄を説明。

続けて、「脚本をいただき、今この時代にこの作品をお届けする意味を強く感じました。日々さまざまなニュースが飛び交い、何かに追われ、未来になんとなく不安を感じ…。それでも今を生きる皆さまに、ひとときの温かい時間をお届けできたらと思います。物語は30年後と今がつながりますが、この作品を通じ、一秒先の未来が楽しみになりますよう願いを込めながら、精一杯努めさせていただきます。よろしくお願いいたします」と抱負を述べている。

第1話。夜景の見えるレストランで、五十嵐頼人(綱啓永)は恋人の筒井凜(久保史緒里)へのプロポーズの本番直前を迎えていた。これまで分相応に“手堅く安定に”できるだけ失敗を避けて生きてきた頼人は、今日、人生で一番“失敗できない日”を迎えている。今日を無事に終えれば、安定で平和な人生が手に入る。その矢先、突然現れた謎のオジサンにワインをかけられ、「プロポーズを中止しないと、大失敗の人生を送ることになりますよ」とブッかまされる。さらにオジサンは「自分は、30年後の五十嵐頼人」だと名乗り、このあと携帯に着信が入ることを予告。予告通り、電話の相手は高専時代の同期・清水だった…。

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