不登校支援オンライン授業 1日平均103人活用 主要5教科以外も検討中

不登校支援オンライン授業 1日平均103人活用

 自分の教室で授業を受けられていない中学生向けに、千葉県が6月から配信しているオンライン授業。
 1日当たり平均100人ほどの生徒が活用していることが分かりました。

 これは7月3日の県議会の文教常任委員会で分かりました。

 県のオンライン授業「エデュオプちば」は、県内の中学校在籍で、不登校の状態にある生徒を対象としていて、国語、数学、英語、社会、理科の5教科の1コマ30分授業を配信しています。

 県教委によりますと、6月24日から29日までの5日間の受講者数の平均は、1日当たり103人に上ったほか、配信初日の6月3日は、148人が受講したということです。

 県教委は近く、市町村の教育委員会に受講した生徒の情報を提供し、積極的に出席扱いにするよう依頼する方針です。

 また、夏休み期間に保健体育や芸術など、5教科以外の科目の配信を検討中で、県教委は「生徒や保護者のニーズを的確に把握し、取り組みの充実に努めていく」としています。

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