初めてのコースに臨む原英莉花「すごく新鮮」 腰のリハビリによる欠場から一年

前週3位の勢いを今週につなげたい(撮影/石井操)

◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 事前(3日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6667yd(パー72)

原英莉花にとって、今週の真駒内CCは初めて回るコースだ。今大会は22年まで開催された「ニッポンハムレディス」の後継大会で当時は桂GC開催。昨年大会は腰の手術を経たリハビリ期間で出場できなかった。「すごく新鮮な気持ちでここに来られています」と表情は明るい。

前週「資生堂レディス」は今季最高の3位で終えた。「流れが良くなりそうなパッティングが決まってくれていい波に乗れた。不安なくプレーができた」と充実感をにじませる。

今季ツアー全37戦中の19戦目で、ちょうど後半戦に入る。前半戦は前週以外のトップ10は国内メジャー「サロンパスカップ」の7位だけ。メルセデスランキングは29位。「前半はなかなか思うようにはいかなかったけど、先を見据えて色々トレーニングやクラブセッティングを考えながらやっている。それが後半戦に結びつけば」と、不本意な前半戦からの巻き返しを狙う。

一年前は休養中(撮影/石井操)

「調子はいいけど(コースが)今年初めての洋芝。特有の曲がり方をしていて、難しいというイメージで、小さいグリーンと大きいグリーンの差がすごく激しい」とコースの印象を語り「北海道はとても好きなので、盛り上げられるように一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。直近の優勝は昨年10月の「日本女子オープン」で、当時の福井・芦原GC海コースも初めて回るコースだった。ツアー6勝目へ。「新鮮な気持ち」は悪くない。 (札幌市南区/石井操)

思ったショットではなかった?(撮影/石井操)

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