複数職員の勤怠情報閲覧か…役場サーバーに不正アクセス容疑 浪江町職員の64歳男逮捕 福島

福島県浪江町で、町役場のサーバーに不正アクセスした疑いで、職員の男が逮捕されました。

不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、浪江町の住宅水道課に勤務する鈴木祐一容疑者(64)です。

警察によりますと、鈴木容疑者は今年1月、役場で自分が使っていたノートパソコンで、別の職員の個人IDとパスワードを入力し、役場のサーバーに不正にアクセスした疑いが持たれています。

今年5月に「他人のパソコンから勤怠管理システムにアクセスがあった」と町から警察に相談が寄せられ、事件が発覚しました。鈴木容疑者は、不正アクセスで複数の職員の勤怠情報を閲覧していて、取り調べに対して「間違いありません」と容疑を認めているということです。

逮捕を受け、浪江町は会見を開き、「町民の信頼を著しく失墜させる事態となり深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。



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