野木町長選 立候補表明の黒川広氏が公約を発表 投開票は8月4日

とちぎテレビ

任期満了に伴い8月4日に投開票が行われる栃木県野木町長選挙に立候補を予定している、新人で元町議会議長の黒川広氏が7月3日、公約を発表しました。

黒川氏(74)は。早稲田大学第一政治経済学部を卒業後、NTTデータの秘書室長などを務めたあと、2012年の野木町議補選で初当選。その後、議長なども経験し現在4期目です。

(黒川広氏「立場の弱い人に寄り添い、誰一人取り残さない町の実現目指す」)

黒川氏はこのように述べ、高齢者の移動手段の確保、障がい者の働きがいの向上に向けた取り組み、ふるさと納税担当の専門部署を設けることなど8項目の最優先課題を挙げました。また民間企業出身の経験を生かし、多様性の尊重なども呼びかけました。

現職、真瀬宏子町長(78)が自民・公明の推薦を得て5選を目指して立候補を表明していることについては「今回変化がなかったら同じ文化が4年間続く。5期20年は長すぎる」と述べました。

野木町長選挙を巡っては、6月28日の立候補予定者説明会に現職の真瀬町長、町議会議員の舘野崇泰氏49歳の陣営など、合わせて5つの陣営が出席しています。

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