群馬・大泉町のひき逃げ事件 カンボジア国籍の男を逮捕・送検

今年4月、群馬県大泉町の町道で自転車に乗っていた64歳の女性が車にはねられ意識不明の重体となったひき逃げ事件で、警察はカンボジア国籍の27歳の男を逮捕し、3日、送検しました。

無免許過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕・送検されたのは、カンボジア国籍で太田市細谷町に住む無職のカン チャンレイ容疑者(27)です。

警察によりますとカン容疑者は今年4月12日午後9時半ごろ、無免許でワゴン車を運転し、大泉町西小泉の町道で自転車に乗っていたブラジル国籍の64歳の女性をはねて、そのまま逃げた疑いが持たれています。

女性は頭などを強く打ち現在も意識不明の重体です。

警察の調べに対し、カン容疑者は「無免許運転やオーバーステイがばれるのが怖くなって逃げてしまった」と供述し、容疑を認めているということです。

事故を起こしたワゴン車は他人名義で、登録されているナンバーとは異なるナンバーが付けられていたということです。

また、カン容疑者は日本での運転免許取得歴はなく在留資格もないということで、警察は余罪についても捜査を進めています。

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