20年ぶりデザイン刷新の新紙幣 手にした人は「うれしい」の声 警察「新紙幣詐欺」への警戒も

テレビ愛知

各地で2024年1番の暑さを記録したなか、20年ぶりに生まれ変わったのが…デザインを刷新した紙幣です。1万円札の肖像は、福沢諭吉から実業家の渋沢栄一に交代しました。

葛谷記者:
「午後1時です。新紙幣の発行が始まり、三菱UFJ銀行名古屋営業部には、多くの人が両替に訪れています」

銀行では、開店前から行列ができ、一時約60人が並んだといいます。

新紙幣を手にした男性:
「(手にして)やっぱもううれしい。やったって感じです」

新紙幣を手にした男性:
「手にするとうれしいです。えへへ。40年くらいは新紙幣が出るたびに新しくずっととって使わないようにしてます。(次の新紙幣の発行も)20年後くらいですよね。それまで楽しみにしてます」

銀行内には警察官の姿も…新紙幣の発行に便乗した詐欺を防ごうと、警察官など約20人が、銀行に訪れた人に啓発のチラシを配りました。チラシでは、新紙幣の発行で、「旧紙幣は使えなくなる」などと嘘を言って、お金をだまし取る詐欺への注意を呼びかけています。

愛知県警中警察署長:
「新紙幣の発行に伴い、(旧紙幣を)『交換する』『預かる』または『新紙幣対応のキャッシュカードが必要』というような話が出たら、1人で判断せずにまずは警察に相談してもらいたい」

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