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新潟水俣病の被害者団体が県議会に対して、早期解決に向けた国への働きかけを求める請願を提出しました。
3日は県議会の常任委員会で、被害者団体の関係者が陳情をしました。
■新潟水俣病共闘会議 髙野秀男幹事長
「生きているうちに解決を、は被害者の切実な叫びになっている。」
請願では、国と原因企業が被害者らとの話し合いの場を設けること、国が阿賀野川流域住民の健康被害調査を実施すること、この2点を国に働きかけるよう求めています。
また、関係者によりますと7月17日と18日に伊藤環境大臣が来県し、被害者らとの意見交換を行う方向で調整が進んでいるということです。
■新潟水俣病第5次訴訟 皆川栄一原告団長
「水俣病でいかにして苦しんできたかを心から伝えて、早い全面解決をお願いしたい。」
被害者らは国に対し、水俣病の救済制度の抜本的な見直しを求めています。