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青森県は、日本の良さを世界に発信するプロジェクト「BEAMS JAPAN」と共同で、県内事業者によるインバウンド向け商品開発のサポート事業を始めました。
サポート事業には、十和田市の南部裂織保存会を始めとする県内6つの事業者が参加し、海外の旅行客に向けた土産商品の開発に取り組みます。
サポートメンバーは、商品開発に20年以上携わる「BEAMS JAPAN」の鈴木修司クリエイティブディレクターや、県内のコーディネーターたちです。
【BEAMS JAPAN 鈴木修司さん】
「地元の人が普通に思っているようなところを分かりやすく、いかに端的に商品に乗っけるか、分かりやすさが今回のポイントかなと思っています」
既存の工芸品や食品などに、新たなデザインや販売方法といったアイデアを加えていきます。およそ半年後の2025年1月末には、東京・新宿の店舗で約1カ月間のテスト販売を行う予定です。
【南部裂織保存会事務局 大橋陽子さん】
「いろいろな新しい視点をいただいたと思いました」
「古い布を使って新しいものを作る、アップサイクルの面が良いんじゃないかなと」
また、日本酒「豊盃」を作る弘前市の三浦酒造も、この事業に参加しました。
【三浦酒造 三浦文仁専務取締役】
「今まで独自でやってきたものを、外部の力、BEAMSさんの力や県の力も借りて新しいものを開発して、皆がワクワクするような楽しみな商品ができると良いなと思っております」
【BEAMS JAPAN 鈴木修司さん】
(Q.プロジェクトの最終目標)「関わらせていただいた事業者様が、BEAMSが抜けた後も、お独りで独力で5年、10年、面白い企画商品や新しいビジネスを開拓できるような力をつけていただきたいというのが目標です」