西郷村 民家裏の盛り土に県が改善命令(福島)

西郷村の住宅のすぐ裏で造成された盛り土について、県が事業者に対し改善命令を出したことが分かりました。

盛り土規制法による行政処分は県内で初めてです。

西郷村では去年12月頃から、私有地に県外の業者とみられるトラックが大量の土砂を搬入し、住民から不安の声が上がっていて、県が2月から5月にかけ盛り土の形状や地質を調べていました。

調査の結果、盛り土が崩れ災害が発生する恐れがあると判断し、県は盛り土規制法に基づき6月27日付で事業者に対し改善命令を出しました。

盛り土規制法による行政処分は、県内で初めてです。

盛り土は10m以上の高さに積み上げられ、勾配も大きくなっていることから、県は事業者に対し、土を削るなどして現場の安全確保を図るよう命令を出したということです。

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