２年前の１１月、広島市西区の県道で散歩をしていた６６歳の女性が車にはねられ大ケガをした事故で、車を運転していた職業不詳の男が今月２日、千葉県内の警察に出頭し、逮捕されました。男は、事故の後、行方がわからなくなっていました。
過失運転致傷の疑いで逮捕されたのは、住所・職業不詳の倉前翔磨容疑者（３４）です。
警察によりますと、倉前容疑者は２０２２年１１月午前６時過ぎ、広島市西区の県道で横断歩道を歩いて渡っていた６６歳の女性を軽自動車ではね、頭に大ケガをさせた疑いが持たれています。
警察は、事故当時、倉前容疑者が事情聴取に応じていたため、逮捕していませんでしたが、
後日、任意の出頭に応じず、行方がわからなくなっていました。その後、倉前容疑者の逮捕状を取り、行方を捜していましたが、今月２日、倉前容疑者が千葉中央警察署に出頭。
「広島で事故を起こした」といった内容の供述をしたことから、千葉県警で逮捕されたということです。調べに対し、倉前容疑者は、「事故を起こしてケガをさせたことにまちがいありません」と容疑を認めています。
警察は、倉前容疑者が出頭した理由など事件の経緯を調べています。
