コレクター注目の「レア紙幣」とは AAの並びやゾロ目、連番…20倍以上の価値も

メ~テレ(名古屋テレビ)

20年ぶりに、新しい紙幣が発行されました。金融機関で始まった両替に行列ができる中、コレクターは新紙幣のどこをみるのでしょうか。

珍しい紙幣を集めるコレクターらは、新紙幣の「この部分」に注目しています。古銭の買取・販売を行う店を訪ねました。 今回の新紙幣では、6桁の数字の前後に、アルファベットが2文字ずつ入ります。 「前と後ろのアルファベットが、4つAが並んだものが最初のロット」(時遊屋 鈴木章彦社長)

早く入手しても、なかなかお目にかかれない「レア紙幣」

前後に「A」が並んだ紙幣は最初に発行された証(あかし)で、まず、これだけで「レアな紙幣」といえるそうです。前後が「AA」の新紙幣は、3種類でそれぞれ90万枚あります。 「ただ、日本のどこの銀行・地域で発行されるかはわからない」(鈴木社長) 早く入手しても、なかなかお目にかかれない「レア紙幣」。なかでも、“レア中のレア”が…。 「この最初のロットのゾロ目というの皆さん欲しがられると思う。あとは123456とか654321とか」(鈴木社長) 前後のアルファベットが「AA」で、かつ、6つの数字がゾロ目、もしくは、数字が100番以下や連番のものが、「レア中のレア」といえるそうです。

「夏目漱石」の1000円札の「5」並びは20倍に!

例えば旧紙幣では、こちらの「夏目漱石」の1000円札。数字が、なんと「5」のゾロ目です。 「5が並んでいますが、2万3000円の価値に!?」(上坂アナ) ゾロ目で、価値は、なんと20倍以上に! そういえば、「官報販売所」で買ったタオルとハンカチの番号は…「AA」の7のゾロ目でした!! 「これは素晴らしい」(鈴木社長) 「(このタオル、本物だったら)これいくらになりそうですか?」(上坂アナ) 「ちょっと想像つかないですね」(鈴木社長) 3Dのホログラムが話題の新紙幣。番号のチェックも、楽しみのひとつになりそうです。

© メ~テレ(名古屋テレビ)