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リハビリを続けているニューヨーク・メッツの千賀滉大が、復帰への第一歩を踏み出す。メッツ専門メディア『Inside The Mets』は現地7月2日、「エースのセンガが、リハビリ登板をついに開始する」と報じた。
「リハビリ中のエースが、次のステップに入る決断を下した。センガは7月3日(日本時間4日)から、ハイAブルックリン・サイクロンズでリハビリ登板を行なう。最大で40球を投げる予定だ」
千賀は春季キャンプ中に肩を痛め、ここまで公式戦の登板はない。「肩と上腕三頭筋の負傷に苦しみながら、センガは厳しいシーズンを過ごしてきた。5月下旬に上腕三頭筋の炎症が再発し、しばらく休養を余儀なくされた」と今季の状況を振り返った同メディアは、あと数週間で千賀が復帰すると伝えた。
「サイクロンズでの先発がすべて順調に進めば、センガはあと2~3回のリハビリ登板で先発ローテーションに復帰できるだろう。7月中旬のオールスターブレイク直後にメジャーに復帰する可能性もある。リハビリ登板は大きな一歩だ」
メッツは現地7月2日時点で42勝41敗。ワイルドカードによるプレーオフ進出の可能性が残されている。「ポストシーズンに進出したいのであれば、先発陣の活躍が欠かせない。センガの復帰は、チームの目標達成に向けて大きな後押しとなるだろう」と、日本人右腕の復帰に期待を寄せた。
構成●THE DIGEST編集部