豆乳の知識とおいしさ学ぶ食育教室 佐野清澄高校

とちぎテレビ

生活習慣病の予防など健康食品として注目の集まる豆乳について理解を深めてもらおうと佐野市の高校で食育の出前講座が開かれました。

豆乳の食育教室を全国の高校で開いているのは豆乳の大手メーカー4社などでつくる「日本豆乳協会」です。6月28日は、佐野市の佐野清澄高校で開かれ調理やスイーツを専門に学ぶ2年生20人が豆乳の作られ方から成分や効果、レシピなどについて理解を深めました。

豆乳の市場は牛乳に比べてまだ小さいものの味や品質が向上したことで2000年代から生産量や消費量が徐々に増え、近年の健康ブームなどを背景に家庭にも普及・定着しつつあるといいます。

しかし若者にとってはまだ身近な食品とまでは言えず日本豆乳協会がまとめたアンケートによりますと若者の7割は「ほとんど飲まない」か「飲んだことがなかった」ということです。

日本豆乳協会では毎年「10月12日」を「豆乳の日」と定め全国の高校生を対象にしたレシピコンテストを行うなど普及活動に力を入れています。

この日はそのおいしさを知ってもらおうと白桃や紅茶の味がする豆乳の試飲も行われました。

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