「AV新法」違反か 会社員の男を追送検 出演契約書などの交付や適切な説明せず

「AV新法」違反か 会社員の男を追送検 出演契約書などの交付や適切な説明せず

 アダルトビデオに出演させた20代の女性に契約で必要な書面を渡さなかったとして、会社員の男が7月3日、追送検されました。

 AV出演被害防止・救済法違反の疑いで追送検されたのは、千葉県船橋市の会社員 石川健太郎容疑者(31)です。

 警察によりますと、石川容疑者は2022年11月から2023年3月にかけて、マッチングアプリなどで知り合った20代の女性3人に出演契約書などの交付や適切な説明をせずにアダルトビデオに出演させた疑いがもたれています。

 石川容疑者は制作したビデオを動画サイトで公開し、利益を得ていたとみられています。

 警察の調べに対し石川容疑者は、「軽く考えていた」と容疑を認めています。

 2022年6月に施行されたいわゆる「AV新法」では、アダルトビデオへの出演強要などを禁止しています。

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