レアル、パレスDFグエイに関心?複数クラブと争奪戦で移籍金は約102億円

マルク・グエイ 写真:Getty Images

レアル・マドリード(スペイン1部)が、クリスタル・パレス(イングランド1部)に所属するイングランド代表DFマルク・グエイ(23)の獲得に興味を持っているようだ。

オーストリア代表DFダビド・アラバが長期離脱中のマドリードは、昨季限りでクラブ一筋だったスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが退団。そのため、新たなセンターバックの補強に乗り出しており、リールでプレーするU-21フランス代表DFレニー・ヨロがそのメインターゲットだとされている。

イギリス『サン』によれば、マドリードはパレスと2026年夏まで契約を結んでいるグエイに注目しているという。その一方で、パレスは契約期間を残り2年残しているものの、フリーでの流出を恐れており、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が目前に迫っているU-23フランス代表MFミカエル・オリーズと同様の移籍金5000万ポンド(約102億8000万円)前後の移籍金を求めているようだ。

ただ、イングランド代表DFにはバルセロナ(スペイン1部)やユベントス(イタリア1部)も目を光らせているほか、アーセナル(イングランド1部)とトッテナム・ホットスパー(同1部)も長年動向をチェックしているとのこと。また、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も関心を示しているが、現時点ではバイエルンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの獲得オペレーションを進めているようだ。

イングランド代表の主力DFに定着したグエイはチェルシー下部組織出身で、スウォンジーへのレンタル移籍を経験後、2021年夏にパレスへ完全移籍。ビルドアップ能力の高さと高いリーダーシップを武器に昨季は負傷離脱がありながらも、プレミアリーグ25試合に出場した。

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