アーセナル、守備強化にDFクンデを注視?バルセロナと接触も保留状態か

ジュール・クンデ 写真:Getty Images

アーセナル(イングランド1部)が、バルセロナ(スペイン1部)に所属するフランス代表DFジュール・クンデ(25)の獲得に興味を示しているようだ。

ボルドーでプロキャリアをスタートさせたクンデはセビージャで台頭すると、2022年夏にバルセロナへ移籍。対人守備の強さなどを武器に初年度からレギュラーとしてプレーし、クラブのタイトル獲得に貢献すると、昨季はラ・リーガ35試合で1ゴール3アシストを記録した。

スペイン『スポルト』によれば、2年連続でプレミアリーグ2位となっているアーセナルがクンデに興味を持っており、移籍の可能性についてバルセロナと接触したという。バルセロナはフランス代表DFに関する情報を返答する時間をアーセナルに求めたようだ。

財政難を抱えているバルセロナ側は今夏の補強を実現するための方法を探しているとのこと。今冬にはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)からの移籍が盛んに取り沙汰されていたウルグアイ代表DFロナウド・アラウホの売却を優先しており、残留した場合はフランス代表DFの売却に関する交渉をアーセナルと行うようだ。

また、バルセロナは2027年夏まで契約を結んでいるクンデに対して少なくとも移籍金6000万ユーロ(約104億6000万円)以上を要求しているとのこと。バルセロナは生え抜きのFWラミン・ヤマルやMFガビ、MFフェルミン・ロペス、DFパウ・クバルシ、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンを除いた選手へのオファーに耳を傾ける姿勢のようだ。

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