叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
今回は、5月28日に配信されたエピソードから、リスナーからの質問を集める人気コーナー《お聞きします!》 の内容と、それについての叶姉妹の回答を紹介する。
《お気に入りの歴史上の人物はいますか?》
この質問に対し、恭子さんは以下のようにコメントした。
恭子さん「お気に入りというか、どなたでも知っているクレオパトラ。その理由は、やはりクレオパトラという人がクレオパトラになるべくしてなり、なおかつ国をも動かし1番良い場所にいつもいる」
一方、「聖徳太子」と答える美香さん。しかし、恭子さんにツッコミを入れられてしまう。
美香さん「私は、聖徳太子ですか? 1度に10人以上のひとの話をいっぺんに聞くことができる」
恭子さん「聞くったって、聞くのは私だってできるけど、理解できてるの?」
美香さん「いや、でも理解できるから聞くっていうふうに言われてるんじゃないですか?」
恭子さん「誰がそれを証明できるの?」
美香さん「それは……過去に戻らないとわからないですけど」
「自分で見てみなければ信じられない」と身も蓋もないことを言い出すマイペースな恭子さん。
恭子さん「でしょう? そんなまことしやかな話は、私はちょっと検証して自分で見てみなければ」
美香さん「まあそうですけどね。そう言われているところがあって、ちょっと魅力的かなと思ったので」
恭子さん「なんで? 10人の話が1度に理解できたらそんなに魅力的なの?」
美香さん「どういう気持ちなんだろうと思って。私なんかはですね、お姉さんがいろんなことをいっぺんに言うじゃないですか。それ1人の人がいっぺんに言ってもなかなか『もう1回……わからない』とかなっちゃうのに」
恭子さん「それはね、話の内容の順番とかプロセスとかいろんなものがよくないから入ってこないのよ」
美香さん「そうなのですか? わからないですけど、どうかと言われると聖徳太子かな?」
《この時代のこの場所に行ってみたい、歴史上の時代と場所はありますか?》
生物への興味が強い恭子さんは、「恐竜がどういなくなったかの時代を見てみたい」と回答した。
恭子さん「歴史上かどうかはわかりませんが、私はちょうど恐竜がどうやっていなくなったかの時代のところを見てみたい」
美香さん「でもそれって諸説いろいろありますけど、隕石が来たとかそういうところを見るって言うんですか? っていうことは自分も巻き込まれるわけですよね?」
恭子さんはその時代に行って隕石の衝突に巻き込まれても、本望なのだと語る。
恭子さん「巻き込まれるんじゃないのよ。それは望んでいくわけだから」
美香さん「望んで、その中に一緒に入っていっていいってことなんですか?」
恭子さん「もちろん、そうよ。何事もそれは自分の体張って自分の命張ってやらなきゃ。中途半端なことでは面白くもなんともないのよ」
美香さん「ああすごい。私はそれはできないですけど」
恭子さん「それもね、隕石かどうかもはっきりわかってないんでしょう。あとね、モササウルスはどうやって滅びたのかなとかね。そこも見てみたいから、どの場所で行くといいのかなって思っています」
一方美香さんは、「平和なときに恐竜を見てみたい」と堅実な回答をした。
美香さん「私だったら、いろんな国の歴史的なことがあって、過去に戻れるとか、そういうところに戻りたいといっても大体激動なことが多く、巻き込まれたりするじゃないですか。例えば昔に戻って毒味役をされて毒を飲んでそのま死んじゃったりとか」
恭子さん「それ毒味役の役っていうか、そんなポジションで生きるからそんなことになるわけじゃない」
美香さん「わからないですけど、過去に行ったらそういうところに連れて行かれるかもしれない」
恭子さん「連れて行かれるんじゃなくて、その人が毒味役の能力で毒味役になって、その日のうちに亡くなってしまう」
美香さん「そうでしょう。そんな係はイヤなので……」
恭子さん「“係”じゃないのよ。あれはそういうふうにちゃんと決められてるわけよ。“係”っていうのはね、新聞をいろんな部署においていくとか……」
美香さん「そういうことなんですね。だから私はどちらかというとお姉さんのように絶滅する瞬間、そんなときではなくて、平和なときに恐竜を生で見てみたい」
しかし、美香さんのコメントに対し恭子さんは「時代に平和なんてない」と一蹴した。
恭子さん「時代に平和なんてないのよ」
美香さん「ええ、今もですか?」
恭子さん「ない。一人ひとりの人間によって人様の個人個人の幸せはあるかもしれませんよ。だけど、大きなビューで見るそのある方は絶対的に」
美香さん「平和かどうかはわからないですもんね」
恭子さん「いや、実際に平和じゃないでしょう」