「どっちも楽しんでいる」ジャッジ&デラクルーズ、ふたりのスターが魅せた“粋なプレー”に大反響「素晴らしいやりとりだ」

現地7月2日に行なわれたニューヨーク・ヤンキース対シンシナティ・レッズ戦で、ファンの注目を集めるプレーがあった。主人公はヤンキースのジャッジと、レッズのエリー・デラクルーズだ。

初回のヤンキースの攻撃、2死で打席に入った3番のジャッジが左前打で出塁。しかし、続く4番アレックス・バーデューゴが二塁ゴロとなり、ジャッジは二塁でホースアウトとなった。

それでもジャッジは軽く滑り込んで、二塁に達する前にストップ。一瞬、動きを止めた後に立ち上がりながら、ベースカバーに入っていた笑顔のデラクルーズのグラブにタッチしたのだ。
スター選手同士の粋なプレーは、大きな反響を呼んだ。「なんてプレーだ」「プレーヤーが野球を楽しんでいる姿を見るのはうれしい」「エリーは面白いな」「素晴らしいやりとり」「どっちも楽しんでいる」などと、米ファンは喝采した。

試合はレッズが5対4でヤンキースに勝利。ジャッジは32号ソロ弾を含む4打数3安打、一方のデラクルーズも15号アーチを含む5打数2安打と活躍した。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社