間違えがちな『食事のマナー』5選…イタリアンやフレンチにおけるテーブルマナーとは?

食事のマナー、守れていますか?

食事をするときのマナー、守れていますか?どのようなジャンルの食事をするときも、やってはいけない行動はあります。間違えがちな食事でのマナーとは、どのようなものがあるのかを確認てみましょう。

間違えがちな『食事のマナー』5選

間違えがちな食事マナーとは、以下のものがあります。今回は、どのジャンルの食事でもマナー違反になることをまとめました。

1.食べかけのものをお皿に戻す

大皿料理を取り分けたとき、食べ残してしまうことがあるかもしれません。そのとき、食べ残したものを大皿に戻してしまうのはNG。つぎ分けたことを確認していなかった人が、余っているものと勘違いして、食べかけのものを自分のお皿にとって食べてしまう恐れがあります。

2.食べ終わったお皿を重ねる

食べ終わったお皿を重ねると、食事の油分などがお皿の底についてしまうので、洗うとき手間がかかります。また、お皿を重ねるとお皿同士が接触するためため傷がつきやすく、破損する可能性もあるので危険です。

格式高いお店や冠婚葬祭で出された食事は、食べ終えたお皿はそのままにしてくのがマナーです。

3.テーブルに肘をついて食事をする

どのようなジャンルの食事でも、テーブルに肘をついて食事をするのはマナー違反です。普段の食事でも行儀が悪いとされている作法なので、レストランや結婚式などでついうっかりやってしまうと冷ややかな視線を集めてしまうかもしれません。

4.食事の写真を何枚も撮り、スマホいじりをしながら食事をする

昨今はSNSへの投稿によって得られる「いいね」などで承認欲求を満たしている人も多く、こういった場合、食事の写真を何枚も撮っていて食事をなかなか食べ始めないという問題が発生しています。

それだけでなく、食事中に画像をSNSに投稿し、フォロワーなどの様子を逐一確認するため、食事中ながらスマホをする人も多い傾向があります。

5.おしぼりやナプキンでテーブルにこぼしたものを拭く

おしぼりやナプキンは、布巾ではありません。そのため、テーブルに落としたものをおしぼりやナプキンを使って拭いてしまうのはNG。

イタリアンやフレンチにおけるテーブルマナー

イタリアンとフレンチは、使用するカトラリーが同じなのでマナーも似ている点が多いです。しかし、カトラリーの使い方は異なっています。

  • イタリアン…スープを飲むときは手前から奥に向かってスプーンを使用し、フォークの持ち替えは厳禁。メニューによって手づかみOKで、ひと口大にちぎったパンは塩入のオリーブオイルに浸して食べる。
  • フレンチ…スープは奥から手前に向けてスプーンを使用し、フォークの左右の持ち替えOK。食事の手づかみ厳禁で、ひと口大にちぎったパンにはバターを乗せて食べる。フォークの背に料理を乗せて食べるのは厳禁。

似ているようで異なる点を持っているジャンルのお料理なので、マナー違反をしないよう注意しましょう。

まとめ

食事のマナーは、ジャンルによって異なります。しかし、共通するNGマナーは存在しているので、まずはやってはいけない行動をしっかりと把握しましょう。

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