【パリ五輪「メダル候補」たちの素顔】テニス・錦織圭「トランプは勝つまでやめない」両親が明かしていた少年時代の“負けん気”

錦織圭(写真・共同通信)

現地時間7月2日、開催中のテニス四大大会のひとつ、ウインブルドン選手権に錦織圭が出場。この日は日没順延となったが、かねてより心配されていた右足首の負傷に関しては、まったく影響を感じさせない躍動ぶりを見せた。

大坂なおみとともに、テニス日本代表に内定している錦織。五輪には5大会連続での出場となり、世界ランキングに目を向ければ、2015年にはアジア男子としては歴代最高位となる4位にもなった。彼をここまで導いた負けん気の強さは、幼いころからあったという。

2008年当時、両親は本誌に「RPGなど、すべてのゲームで負けず嫌いでした」と明かしていた。トランプをしても、勝つまでやめなかったという。だが、家族は誰も負けてあげず、つねに真剣勝負。錦織が泣くまで終わらなかったそうだ。

パリ五輪では、どんな涙を見せてくれるだろうか。

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