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和歌山県新宮市の熊野速玉大社では、年に一度の「檜扇」の蔵出しが行われました。
金箔などを使って色鮮やかに描かれた「花鳥風月」。
ヒノキで作られた「檜扇」は神前に立てると、豊作や無病息災につながるとされています。
7月14日の「扇立祭」で公開されるのを前に、年に一度の蔵出しが行われました。
禰宜・浜中孝成さんは「毎年同じことをしているが、出す時は緊張しまして…何とか無事に去年通りの御姿を拝見しました。扇立祭で沢山の方に、開帳された扇にお参りに来てもらえたらと思います」と話しました。
巫女たちは、1年ぶりに蔵から出された檜扇を1つ1つ丁寧に清めていました。