アーセナル（イングランド1部）が、ボローニャ（イタリア1部）に所属するイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ（22）への関心を強めているようだ。
ローマ下部組織出身のカラフィオーリは2020年にトップチーム昇格を果たすと、ジェノアやバーゼル（スイス）でのプレーを経て、2023年夏にボローニャへ移籍。対人守備の強さや卓越した足元の技術を活かしたビルドアップ能力を武器に今季は公式戦37試合に出場して2ゴール5アシストを記録した。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アーセナルはカラフィオーリに関心を持ったのち、長期契約のオファーを提示したという。ミケル・アルテタ監督もイタリア代表DFの獲得を承認しており、リストアップしている3選手のうちの1人のようだ。
また、アーセナルは日本代表DF冨安健洋の取引以降、ボローニャと良好な関係を築いるとのこと。カラフィオーリは、アーセナルがボローニャとクラブ間合意に至れば移籍に前向きだが、移籍金は5000万ユーロ（約87億1000万円）でまだ正式オファーはないようだ。
なお、カラフィオーリには左利きのセンターバックを探しているチェルシー（イングランド1部）も関心を持っており、選手譲渡を含めたオファーを予定しているようだ。現時点で数ヶ月前にユベントス（イタリア1部）と個人合意に至っていたものの、国外移籍するとの見方が強まっているイタリア代表DFには複数クラブからの関心が取り沙汰されているが、獲得に向けて交渉を行なっているのは上述した2クラブのみのようだ。
