京都ハーンに欧州移籍報道「契約期間残り6か月で…」クラブ幹部の反応は…

ヴァルネル・ハーン 写真:Getty Images

京都サンガ所属のスリナム代表GKヴァルネル・ハーンには、今夏移籍の可能性がある模様。スウェーデン1部ハンマルビーIFからの関心が現地で報じられている。

スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』は今月3日に「ハンマルビーIFはGKオリバー・ドビンの放出に備えて、ハーンの獲得に興味を示している」とリポート。これによると、ドビンにはアンデルレヒト、KVコルトレイク、複数のMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)所属クラブが関心を寄せている模様。記事では、ハーンと京都の契約内容について「契約はあと6か月残っており、移籍金発生の可能性がある」と綴られている。

また、ハンマルビーIFのスポーツディレクターは『Fotbollskanalen』のインタビューに対応。ハーン獲得にむけて選手サイドに連絡をした可能性を訊かれると、「我々が誰と話しているのかについて、今話すつもりはない」と言及を避けたという。

ハンマルビーIFは過去にスウェーデン1部リーグを1度制したほか、2020シーズンには国内カップ戦で優勝。2023シーズンを7位で終えると、2024シーズンは第12節終了時点で首位マルメFFから勝ち点11差の4位につけている。

なお、オランダ年代別代表でのプレー経験を持つハーンは、オランダ1部フェイエノールト、ベルギー1部アンデルレヒト、スウェーデン1部IFKヨーテボリなど欧州複数クラブを渡り歩いた後、昨年1月に京都へ加入。しかし来日1年目の2023シーズンで公式戦2試合の出場に終わると、今季はGKク・ソンユンが正守護神を務める中、YBCルヴァンカップ1試合の出場にとどまっており、5月以降は公式戦全試合でメンバー外。厳しい立場に置かれる一方、スリナム代表にはコンスタントに招集されている。

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