夕方に咲く可憐なユウスゲ 三重県伊勢市で8万株が見ごろに

三重県伊勢市では、県の絶滅危惧種に指定されているユウスゲが見ごろを迎えています。

「ユウスゲ」はユリ科の多年草で、夏の夕方に咲き、翌日の朝に花を閉じるのが特徴で、三重県の絶滅危惧種に指定されています。

伊勢市赤井山の「ユウスゲの丘」では、地元の保存会が大切に育てた高さ約1.5メートルの8万株のユウスゲが、可憐な黄色い花を咲かせています。

ユウスゲは午後4時ごろから、綺麗に花が開き始めて甘い香りを漂わせますが、3日は地元の保育園児らが「ユウスゲ」の美しさを楽しんでいました。

保存会によりますと、ことしのユウスゲは先月中旬ごろから咲き始め、今月いっぱいは見頃が続くということです。

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