過渡期のクロアチア代表、U-21チームの指揮官にオリッチを任命

[写真:Getty Images]

クロアチアサッカー連盟(HNS)は3日、U-21クロアチア代表指揮官にイビツァ・オリッチ氏(44)を任命したことを発表した。

現役時代、クロアチア代表として104試合出場20ゴール、バイエルンやヴォルフスブルク、ハンブルガーSVに在籍し、ブンデスリーガで238試合出場72ゴール33アシストを記録したストライカーのオリッチ氏。

現役引退後はクロアチア代表のアシスタントコーチを務めた後、2021年3月にはCSKAモスクワの指揮官に就任するも3カ月で解任されていた。そして昨夏、古巣バイエルンのフロントに入っていた。

U-21クロアチア代表指揮官就任を受けてオリッチ氏は「HNSの信頼に感謝します。才能ある若手選手たちと協力し、共にU-21欧州選手権に出場したいと思っています。このチームには大きな可能性があり、我々の目標は彼らの才能を伸ばすサポートをすること。私は常にチームワークと団結の力を信じてきました。献身的に働くことで選手たちの成長を促し、A代表の好成績に繋げたいと思います」と意気込みを語った。

ユーロ2024ではグループステージ敗退に終わったクロアチア。レジェンドのルカ・モドリッチが代表引退の可能性が高い中、世代交代が急務となっているが、オリッチ氏が若手育成を促すことができるかに注目だ。

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