モナカが完成、高まる期待 盛岡、にぎわい創出へ心一つ

完成式でモナカの完成を祝う関係者

 盛岡市中ノ橋通の複合商業施設モナカが完成し、3日、現地で式典が行われた。関係者は中心市街地活性化の拠点となる施設誕生を祝い、にぎわい創出に向けて心を一つにした。

 約110人が出席した完成式で内舘茂市長は「モナカと盛岡バスセンターの相乗効果で、中心市街地全体の活性化に期待したい。多くの人が集う、にぎわい創出の拠点となってほしい」とあいさつ。施設の内覧会も開かれた。

 モナカは地上4階建て地下1階(延べ床面積約1万5千平方メートル)で、駐車場は地下と地上で計140台。1~3階は地場企業を中心に食料品店や飲食店、美容室、学習塾、クリニックなど41店舗が入る。

 東日本大震災の月命日の11日にオープンし、当日は盛岡さんさ踊りやテープカットなどで祝う。

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