次の機会「楽しみに」 楽天・阿部寿樹、岩手で初プレーならず

イベントで子どもたちと触れ合う楽天の阿部寿樹(後列右から2人目)と球団アンバサダーの銀次さん(同3人目)=盛岡市・きたぎんボールパーク

 プロ野球パ・リーグ公式戦「楽天-オリックス」(楽天野球団、岩手日報社、IBC岩手放送主催)は3日、盛岡市のきたぎんボールパークで行われる予定だったが、雨天中止となった。岩手県出身でオリックスの斎藤響介(盛岡中央高)、大里昂生(こうせい)(盛岡大付高-東北福祉大)、楽天の阿部寿樹(一関一高-明大-ホンダ)は地元で勇姿を見せることができず残念がったが、残りのシーズンでさらなる活躍を誓った。

 一関市出身の楽天阿部寿樹は、プロ9年目で初となる本県でのプレーはかなわなかった。「また来られることを楽しみにして頑張る」と気持ちを切り替えた。

 試合前に予定されていたイベントで浅村栄斗や球団アンバサダーの銀次さん(普代村出身)と共に、地元の小学生らと交流。リラックスした表情でじゃんけん大会などに参加し「岩手で試合ができるのは本当に幸せなこと。今日勝つことが一番のファンサービスになる。全員で勝てるように頑張りたい」と気合をみなぎらせていた。

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