トキエア 仙台線・就航1カ月目は搭乗率3割程度 デイリー運航で向上目指す【新潟】

トキエア デイリー運航で搭乗率向上目指す

県は、地域航空会社「トキエア」の4月の搭乗率を発表しました。就航1カ月目の仙台線は3割程度にとどまり、トキエアは今後の向上を目指します。

県空港課は3日、東京航空局の統計を元にトキエアの搭乗率を発表。札幌丘珠線は3月が80.1 %・4月が47.4%でした。4月に就航した仙台線の1カ月目は33.9%。5月以降の統計は発表されていません。

空港課がトキエアから聞き取りをしたところ、丘珠線は目標の搭乗率の7割に近づきつつあるものの、仙台線は改善する必要があるとしています。7月のチケット販売も、丘珠線はすでに6割を超えていますが、仙台線は4割程度にとどまっているということです。

7月12日からは、丘珠線・仙台線とも毎日往復するデイリー運航となります。トキエアは今後、PRを強化し仙台ー新潟間で利用するビジネス客の取り込みで搭乗率アップを目指します。

さらに、8月以降に中部空港への就航を予定していて、地上業務の委託先との調整がほぼ完了しています。その後は神戸線の就航を計画していて、さらに佐渡線で使用する機材が夏の間に到着する予定です。

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