JR京葉線帰宅時間帯の下り快速「難しい」 快速に戻すと再び混雑…

JR京葉線帰宅時間帯の下り快速「難しい」

 JR京葉線の2024年9月のダイヤ改正で、夕方から夜にかけての下りは引き続き各駅のみの運行となる予定です。
 JRは、快速に戻すと新木場駅のホームが再び混雑し、危険な状況になるので「難しい」などと説明しています。

 JR京葉線は2024年3月のダイヤ改正で通勤時間帯の快速が一部を除いて各駅に置き換わりましたが、沿線自治体などの反発を受け、9月のダイヤ改正で朝の通勤時間帯などで一部の各駅を快速に戻す予定です。

 7月3日に開かれた千葉県議会の総合企画企業常任委員会では、委員から東京駅発の下りの午後5時台から7時台は各駅のままで快速に戻らないのはなぜかという質問がありました。

 これに対し県の担当者は、JR東日本から、3月ダイヤで帰宅時間帯の新木場駅は、東京メトロ有楽町線やりんかい線からの乗り換え客がホームに滞留する危険な状況が解消された。再び危険な状況になる恐れがある「快速の運行は難しい」などといった趣旨の説明を受けたということです。

 県では引き続きJRに対して速達性や利便性の確保について検討を求めていくことにしています。

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