「来季に向けてサノを欠くことはない」NEC佐野航大、パリ五輪のバックアップメンバー止まりで現地メディアは安堵?「もし参加するとなれば…」

日本サッカー協会(JFA)は7月3日、パリ五輪に臨むU-23日本代表のメンバーを発表。エールディビジのNECに所属する佐野航大は、バックアップメンバー4人のうちの一人となった。

このバックアップメンバーは、18人の本登録メンバーの中から怪我人や体調不良者が出た場合のみ入れ替えが可能となっている。JFAはこの4人について、大会期間中はチームに帯同せず、アクシデントがあった際に合流するとしている。

これを受けて、オランダメディア『destentor』は、「NECはおそらく、来シーズンの準備のためにサノを欠くことはない」との見出しで報道。「このMFはパリ五輪を戦う日本代表の予備リストに入った。そのため、NECは来季に向けてのプレシーズンでサノを欠く可能性は低い」と伝えた。

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一方で万が一、緊急で招集された場合の懸念も示してる。

「しかし、オリンピックの初戦の前日までに招集される可能性もある。日本は24日のパラグアイとの第1戦を控えており、マリ(27日)、イスラエル(30日)と対戦する。決勝は8月9日の予定だ。もしサノが参加するとなれば、NECのプレシーズンに帯同できない。日本の結果によっては、来月10日に開幕するリーグ戦にも欠場するだろう」

2023-24シーズンは加入1年目ながら、NECの主力として活躍した佐野。2年目のパフォーマンスにも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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