さんてつくんが一日保護司 宮古駅周辺で街頭広報

一日保護司に委嘱されたさんてつくん

 三陸鉄道(宮古市、石川義晃社長)のキャラクター「さんてつくん」は2日、社会を明るくする運動の一環で一日保護司に委嘱され、宮古駅周辺で街頭広報を行った。

 鉢巻きを締めた姿のさんてつくんと宮古地区保護司会(加藤俊郎会長)のメンバーらが呼びかけ。三鉄利用客や通行人にチラシを配り、犯罪、非行の防止や立ち直りへの理解を広げた。

 同会によると、宮古市と山田町では31人の保護司が活動しているが、充足率は岩手県内でも低い水準にある。加藤会長(76)は「守秘義務の観点から見えない部分での活動が多い。各家庭に理解が伝わり、地域の協力を願いたい」と期待した。

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