ベッツ激白、大谷翔平の秘話に「冗談だろ!?」 同僚だから知る桁外れの「110」に響いた驚嘆の声

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地ダイヤモンドバックス戦の放送席にベッツがゲスト出演

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。この試合で地元放送局のゲスト解説を務めたムーキー・ベッツ内野手は、同僚だからこそ知る大谷の秘話を披露した。舞台裏で叩き出した驚異の数字に、実況も「冗談だろ!?」と絶叫せざるを得なかった。

メジャートップクラスのスター選手からしても、大谷は規格外のようだ。この日、米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席には同僚のベッツがゲストとして登場。6月16日(同17日)のロイヤルズ戦で死球を受けた際に左手甲を骨折し、戦線を離脱している。

2回1死走者なしで迎えた大谷の第2打席。実況のジョー・デービス氏から「ファンと同じように、ダグアウトで見ている選手も(大谷に)開いた口が塞がらなかったりするのか?」と尋ねられたベッツは「言葉にするのは難しい」としながら、「彼が打席に立つ時はいつも、みんな素晴らしい何かが起こると期待しているんだ」と同僚が抱く期待感を代弁した。

話題は大谷の打球の鋭さに及んだ。デービス氏が「完全にバランスを崩したように見える時でもショットガンみたいな音を出す時があるよね」と口にすると、ベッツは「ケージの中でもね。僕が試合で放つ打球よりも、彼のトスバッティングの打球のほうが速いんだ」と呆れたように返答。トスでも打球速度110マイル(約177キロ)を記録すると明かすと、同氏は「冗談だろ!?」と叫び声を上げた。

「トスで?」と信じられないように聞き直すデービス氏に対し、ベッツは「彼はティーでも100マイル(約161キロ)出すんだから」と回答。緩くトスされたボールやティーに置かれて静止したボールは、実際の投球と比べて打球速度が出にくいとされる。それでも驚異的な数字を記録する大谷のパワーに、同僚も実況も唖然とするしかなかった。

THE ANSWER編集部

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