![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1181484840155546476/origin_1.jpg)
一関市民センターの高齢者学級「霜紅大学」の低山トレッキング教室最終回は2日、岩手、秋田両県にまたがる八幡平(1613メートル)で開かれた。受講者15人が黒谷地湿原コースの約5キロを歩き、高山植物や眺望など登山の魅力に触れた。
健康増進と仲間づくりを目的に全3回の日程で開催。初回の4月22日は一関市厳美町の真湯温泉周辺を散策し、第2回の5月28日は奥州、遠野、住田の3市町にまたがる物見山(871メートル)の頂を踏み、ステップアップしてきた。
最終回は県環境アドバイザーの大友晃さんが講師を務め、黒谷地登山口から源太森(1595メートル)、八幡平の頂上を経て県境登山口までを案内。好天の下、岩手山や早池峰山、岩木山まで眺めることができ、足元はヒメシャクナゲやキヌガサソウ、コバイケイソウなどの花々で彩られていた。