県産モモ「はつひめ」初せり 過去最高額で落札 ミスピーチも笑顔でPR 福島

福島市の市場では4日、県産のモモ「はつひめ」の初せりが行われました。

福島市の公設地方卸売市場では、4日朝、県オリジナルの早生種「はつひめ」の初せりが行われました。福島と伊達地区で収穫された、糖度12度以上の「特秀」5キロが2箱せりにかけられ、それぞれ過去最高額の17万円でせり落とされました。

JA全農福島によりますと、今年は大きな気象災害がなく、天候に恵まれたため、県産のモモの収穫量は去年より1割ほど多い1万1000トンを見込んでいます。甘さや色づきも非常に良く仕上がっているということです。

モモを落札した大宮篤さん「非常に味も良く、果肉もしっかりしている。これから(福島のモモは)どんどん続いていくので期待できると思う」

主力品種のあかつきの出荷は、7月18日頃から始まり、23日頃にピークを迎える予定です。

こうした中、市場でのPRを終えたミスピーチキャンペーンクルーが、TUFを訪れ、モモをPRした後、抱負を述べました。

2024ミスピーチキャンペーンクルー・斎藤渚々美さん「福島の魅力と福島のおいしい果物を1人でも多くの方に知っていただけるようPRしていきたいと思います」

ミスピーチは、今後、モモをはじめとした県産果物のおいしさを、北海道から九州まで広くPRし、消費拡大を図っていくことにしています。



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