各地で気温上昇 群馬・伊勢崎市の信用金庫 店舗を避暑シェルターに

4日の群馬県内は各地で気温が上がり、桐生で37.2度を観測するなど6地点で猛暑日となりました。

4日の県内は高気圧に覆われた影響で広く晴れ、各地で気温が上がりました。桐生では最高気温37.2度を観測し、全国で4番目の暑さとなりました。また前橋で36.8度、館林で36.7度など6地点で猛暑日となり、北部を含む10地点で今年の最高気温を記録しました。

県によりますと、午後3時現在で21人が熱中症の疑いで救急搬送されたということです。前橋地方気象台によりますと、県内は5日も梅雨の中休みが続き、きびしい暑さとなる見込みです。

こうした中、伊勢崎市中央町に本店を置く、アイオー信金では店舗全体を「避暑シェルター」と名付け、来店客に冷たい紙おしぼりやウォーターサーバーの水を無料で提供しています。

伊勢崎市は7月1日に冷房のある公共施設61カ所を「クーリングシェルター」に指定しましたが、民間でも熱中症予防に取り組もうと、信金では4日から県内全ての20店舗で避暑シェルターを始めました。店内に入った客は、入り口で水や紙おしぼりを手にして涼を取っていました。

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