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乗客乗員520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から8月で39年となるのを前に、現場となった「御巣鷹の尾根」に、犠牲者の鎮魂の思いを込めた風車約450本が飾られました。
1985年8月に発生した日航ジャンボ機墜落事故の犠牲者を追悼するため、墜落現場となった上野村の「御巣鷹の尾根」に、管理人の黒沢完一さんが毎年この時期に風車を飾り付けています。
2010年に遺族が現場に建てられた「昇魂之碑」の前で始めたもので、2015年からは多くの墓標が並ぶスゲノ沢で行われています。今年は県外の企業から新たに50本が寄付され、黒沢さんは4日、この風車を一本一本丁寧に飾り付けていました。
5月に飾ったものとあわせ風車は約450本となり、将来的には犠牲者の数と同じ520本を目標に黒沢さんは今後も飾り付けを続けるということです。風車は冬の閉山前まで慰霊登山の人達を出迎えます。