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大学の構内に不審者が侵入してきたことを想定した防犯訓練が、4日、埼玉大学で行われました。
防犯訓練は、学生や教職員の安全確保の体制や警察との連携を強化する目的で今回、初めて企画されました。
参加したのは、埼玉大学の事務職員と地元、浦和西警察署の警察官など、合わせておよそ35人です。
訓練は、大学の正門から、刃物を持った不審者が侵入した想定で行われました。
犯人役の男が大学の構内に入ると、警備員から連絡を受けた事務職員がさすまたなどを持って、取り囲みました。
その後、警察官が到着すると、一瞬の隙を突いてさすまたで態勢を崩し、犯人を確保しました。
訓練のあとは、警察官が、さすまたの使い方や注意点を紹介しました。
また、警察が到着するまでは犯人に近づきすぎず、複数人で連携して犯人を取り囲むことが大切と説明しました。
参加した職員は、110番通報から警察が到着するまでの時間を確認するなどして、不測の事態に備えていました。