若い世代にドライブの楽しさや鳥取県の観光の魅力を感じてもらおうと、鳥取市の自動車ディーラーと鳥取大学がコラボ、大学生が若者目線で選んだ推しスポットを盛りこんだドライブコースを提案しました。
７月４日あさ、鳥取市内の自動車販売店。
学生：
「行ってきまーす」
車に乗り込み、出発したのは鳥取大学の学生たち。
販売店が貸し出した２台の試乗車で向かったのは岩美町。
浦富海岸を周遊する遊覧船の乗り場です。
このドライブツアー、ルートを考えたのは鳥取大学の７人の学生たち。
自動車販売を手掛ける鳥取トヨペットと連携、学生ならではの視点で鳥取の魅力を感じられる推しスポットを盛りこみました。
学生：
「日本海ならではの景色、これ鳥取でしか観れないと思います」
参加した学生のうち５人は県外出身。
ツアーのあとには地元出身ではないからこそわかる鳥取の魅力を記事にまとめてディーラーに提供します。
このユニークな取り組み、地域課題を解決する力を身につけ、地元企業への理解を深めてもらう鳥取大学の学生活動の一環ですが、自動車ディーラーにとっては…。
鳥取トヨペット営業推進部・小谷貴志副部長：
「若い方が車の免許を取らなくなってきている課題感を感じています。若い方に車の魅力というのを感じていただいて、免許を取るきっかけとか便利に過ごしていただくきっかけになればと思い始めた」
若者の「車離れ」対策です。
試乗車貸し出しのほかツアー中の飲食代や入場料なども全額負担。
まずは、車に乗る楽しさを知ってもらおうと考えました。
学生サークルＴＯＲＩＣＥＦ・倉内言美代表：
「私たちが車を使って鳥取の魅力あふれるスポットを回って記事にして発信することで、みなさんにも鳥取の魅力を伝えることができますし、自分たちも鳥取の魅力に愛着を持てるかなと思ってます」
ツアーでは、このほか浦富海岸近くのカフェや浜村温泉にも足を伸ばし、学生たちはドライブ旅の楽しさを満喫しました。
学生たちが作成した記事は７月中に、鳥取トヨペットのホームページなどに掲載されるということです。
