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ルフトハンザグループは2024年7月3日、欧州委員会からITAエアウェイズの株式取得について条件付きの承認を受けたことを発表しました。これにより、ITAエアウェイズがルフトハンザグループに加わります。
欧州委員会はルフトハンザの株式取得にあたり、ミラノ・リナーテ空港の発着枠を競合他社に譲渡することを条件として提示。ルフトハンザとITAエアウェイズの2社が運航している短距離路線が移管されます。この承認を受け、ルフトハンザは2024年第4四半期までにITAエアウェイズの株式を41%取得し、残りの株式についても2025年以降に取得できるオプションを保持しています。
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© FlyTeam Tatsuya.Kさん羽田空港 2024年3月10日撮影 D-ABYC ボーイング747-830 ルフトハンザドイツ航空
ルフトハンザによる株式取得完了後は、ITAエアウェイズのブランドを維持しつつ、マイレージプログラムの統合やコートシェア提携など、統合に向けた取り組みが迅速に行われるとのこと。また、ITAエアウェイズは今後、現在所属する航空連合であるスカイチームからルフトハンザグループ各社が所属するスターアライアンスへの移籍を目指します。