【大分】衛藤晟一参議院議員 政界引退へ

自民党の衛藤晟一参議院議員が、次の選挙に出馬せず事実上、政界から引退することを明らかにしました。

衛藤晟一参議院議員

「来年7月の参議院選挙での不出馬を決意した」

大分市出身の衛藤氏は県議や衆議院議員を経て2007年の参院選比例区で当選し現在3期目です。

自民党県連は次の衆院選大分1区に衛藤氏の長男の博昭氏を擁立することを決めていて、4日午後記者会見した衛藤氏は、「親子で国会議員になることは有権者から支持を得にくいと考え、身を引くことにした」と心境を表しました。

支持団体や自民党本部からは出馬を求められていたものの、公認申請はせず、今期限りで引退することを伝えたということです。

衛藤晟一参議院議員

「障害者の方々が地域で一緒に仲良く暮らせるようにすることをライフワークに取り組んできた。その相当が達成できていると思う。

後進に夢を託したい」

事実上の政界引退となりますが、今後も何らかの形で政治活動は続けていきたいと話していて、後任についても検討するということです。

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