小柄なポイントガードの無双プレーに拍手喝采が飛んだ。
7月4日、東京・有明アリーナでバスケットボール女子日本代表(世界ランク9位)がニュージーランド代表(同26位)と国際強化試合の第1戦を戦い、125対57で大勝を収めた。
オリンピック前に日本国内で行なわれる最後の強化試合。3大会連続6度目の五輪出場を決めたアカツキジャパンが序盤から素早い攻撃と、チームの生命線である3ポイントが次々に炸裂し、ニュージーランドを圧倒した。終わってみれば、相手にダブルスコア以上をつける大差で一蹴した。
なかでも、24歳の若き司令塔・山本麻衣の攻撃が光った。第1クウォーターから外からシュートを射抜き、3ポイント成功率は前半終了までに6本中4本成功する驚異の成功率をマーク。さらに、ドリブルからのドライブシュートで得点を積み重ね、ディフェンスでも前線から相手に圧力をかけて攻撃の芽をつぶすなど攻守でチームを引っ張り、終わってみればチーム最多スコア(20得点)を叩き出し、3ポイントは6/10で成功率60.0%で終えた。
日本の攻撃をけん引した背番号23の無双プレーにネット上は熱狂した。
「カッコかわいい!」
「マジでヤバイなこの子」
「スリー決めすぎやww」
「すべてのプレーが彼女は一段抜けてる…」
日本は7月6日にも同会場でニュージーランドと対戦し、パリ五輪へ向けて最終調整に入る。
構成●THE DIGEST編集部