洋上風力の「メンテンナンス倉庫」完成 事業参入見据え、秋田市の企業が整備

陸上風車の管理を手がける秋田市の企業が、新たに風車のメンテナンス用の倉庫などを整備した。

秋田市の「ホサカ」は、秋田県内の多くの陸上風車のメンテナンスを担当していて、今後、洋上風力発電分野への参入を目指している。これを見据え、秋田市飯島に新たに事務所と倉庫を整備した。

4日は竣工式が行われ、保坂省吾代表取締役が「計画的な人材育成をしていきたい」と今後のさらなる発展を誓った。

倉庫では風車の部品などを保管・修理し、修理を終えた風車の羽根などは、自社が持つ最新のクレーンを使って本体への取り付けまで手がける。

ホサカ・保坂省吾代表取締役:
「メンテナンス保守という点で、人材の育成や人集めが課題だと思っている。県外企業と仲良く協力して、これからの秋田県の洋上風力発電の工事に積極的に取り組んでいきたい」

なお、事務所にはホサカのほか、洋上風力発電事業に関わる企業が入居する予定。

© 秋田テレビ