コロナ、宮崎県内2カ月で7倍超 高齢者施設で集団感染

施設内の陰圧室で面会する入所者と家族。感染対策のため、高齢者施設では警戒を強めている=4日午後、綾町南俣・特別養護老人ホーム「やすらぎの里」

 気温が高い時季を迎える中、県内で新型コロナウイルスの感染が増えている。定点当たりの報告数はここ2カ月で7倍超に増加。高齢者施設では集団感染も確認されているが、5類移行後も続いた公費支援は終了しており対策に苦慮している。夏休みなどで人流が増える時期を控え感染の増加が見込まれており、専門家は警戒を呼びかけている。

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