福岡市内でラーメン食べるならココ!人気ラーメン店3選

福岡市内にある、地元特派員が思わず教えたくなる、安くて人気のお店や美味しいラーメン店をセレクトしてご紹介します。是非、お店選びの参考にしてください。

【城南区東油山】創業74年!大人気のとんこつラーメン!麺もたまらない♪

今回は、ずっと気になっていたラーメン屋さんに行って参りました。

というのも、創業はなんと!昭和25年!古希を超えて74年間愛され続けている「とらや 東油山本店」(とらや ひがしあぶらやまほんてん)というお店です。場所は、油山観光通り沿いの「油山団地東口」の信号そば、とてもわかりやすいところにありますよ。

目の前と近くに専用駐車場があります。

超人気店!

いつも車がいっぱいだな~、とは思っていたのですが、この日は14時近くに行ったので空いてるかと思いきや、お店に入るとほぼ満席!

この写真の下がカウンター席なのですが、満席でした。

70年以上も愛されているということを実感しつつ、テーブル席へ。レトロな壁紙がたまりませんね~。昭和も前半の頃の雰囲気が漂っています。

メニューが豊富♪

こちらがメニュー表です。博多らしく、殆どがとんこつベースで、ちょっとアレンジが加わったメニューが色々ありますね。

お得なセットも充実しています。

本当においしい!

今回は初来店だったので、基本の「とらやラーメン」をいただいてみることにしました。とは言いつつも、博多っ子でない私は、太麺には目がなくて・・・(笑)。邪道なのかもしれませんが、とんこつラーメンを太麺でオーダーです。(太麺は+50円)

周りのお客さんが「バリカタで!」「替玉お願いします!」と細麺をさっと提供してもらって、ぱっと食べて替玉している中、マイペースに”食べたいものを食べる!”と我が道をいく私は(笑)、昭和の雰囲気を満喫しながらのんびり待ちます。因みに太麺は通常のラーメンよりも茹でるのに、6分ほど長くかかります。

濃厚そうなスープを早速一口。見た目よりこってりしていなくて、どちらかというとかなりスッキリタイプ♪これは、とんこつ初心者さんもとっても食べやすそうですし、毎日食べても重くない感じです。

豚骨の中で、最も上品なスープが出る豚頭を使用し、2段炊き製法で2日間かけて煮込み、豚の持っているコラーゲンを十分に引き出したとんこつスープと先代から引き継いだ秘策の「もとだれ」を合わせることで、深い味わいがあるのにさっぱりとしたとんこつラーメンを追求したのだそうです。

【中央区警固】リピ決定!630円の濃厚豚骨ラーメンが!夢の豪華全のせ!

美味しいという噂を知人から聞いて、ここ数か月気になっていたお店へ、猛烈寒波の日に狙い定めて行って参りました。昭和の映画に出てきそうな、ノスタルジックな雰囲気の看板にワクワクです。

場所は国道202号線と大正通りの交差点「警固交差点」から南に歩いて数分のところ。天神からも歩いて15分~20分くらいの便利な場所にある「大正軒ラーメン」(たいしょうけんらーめん)というお店です。

これぞ博多のラーメン!

看板だけ見ると、長年営んできたお店なのかなと思いますが、実はオープンしたのは2023年なんです。コロナ禍で系列の焼鳥屋さん(同じビル)のお客さんが減った時に、福岡の有名店で修業されたオーナーさんが満を持して、オープンしたお店です。ビルの敷地内に入ると、昔ながらの木製の引き戸。外まで香る豚骨の香りにテンションマックスで入店です。

入った瞬間、「硬さは?」と聞かれて戸惑う私。頭が秒速回転して、「外のメニュー表にメニュー一つしかなかったから、麺の硬さを聞いているんだ!昔ながらのラーメンを出してそうだから、きっと博多らしい極細麺のはず。ということは博多っ子らしく”カタ”と言ってみよう」ということで、3秒後には「カタでお願いします。」と無事に言えた、もうすぐ福岡歴4年の私なのでした(笑)。

赤を基調とした、食欲が増してくる店内。カウンター席のみですが、13時半を回っていても、ほぼ満席でした。

ほんと、美味しい~!!

厨房を見ながら待つこと数分。

もうすぐかな~。

運ばれてきました~。わお!豪華~!!お値段から想像するに、トッピングは薄いチャーシュー1枚と葱くらいかな~(笑)と思っていたのですが、ご覧ください!色々乗っていますよ~。

まずはスープを一口。これヒット!!所謂”臭い”豚骨ではなく、旨みがすごくて濃厚な豚骨スープです。2日間熟成したというスープは、ギトギトしてなくて、脂っぽくないのに超濃厚でコクがあるんです。とっても食べやすいせいなのか、女性のお客さんも結構いらっしゃいました。

そして大きすぎて沈んでいるチャーシューを持ち上げてパクリ。低温調理したというお肉は柔らかいです。厚みも程よくあって食べ応えも十分!

そして基本のラーメンにまさかのワンタン!凄いお得感ありませんか?スープを吸った皮が美味しすぎてとろけます。ワンタンも自家製だそうです。

そして半熟加減がたまらない煮卵もいただいてみます。甘~い。珍しい味に思わずニンマリです。スープの塩気に全く異なる味で攻めてくるので、美味しさが引き立っていました。

麺は想像通り、細麺でした。低加水なので伸びにくいですが、やはり”カタ”が合う、博多のラーメンでしたよ。やわ、普通、カタ、バリカタから選べます。

【博多駅筑紫口】お手頃で、シンプルで、毎日食べたい『幸ちゃんラーメン』

お手頃で、シンプルで、毎日食べても飽きのこないラーメン。スープは旨みのインパクトがありつつも重くはなく、あの元祖泡系豚骨ラーメン「博多一幸舎」創業者の吉村幸助さんが、子どもの頃に初めて食べたラーメンを再現。

豚骨ラーメンは数多あれど、博多駅筑紫口前のJR博多シティ デイトスアネックスにオープンした『幸ちゃんラーメン』は、こんな思いから出来たラーメン屋さんです。

豚骨ラーメンもいろんな特徴があるなーと感心している地域特派員のらねいじゅです。

12店舗目が2024年3月13日(水)に JR博多シティ デイトスアネックスに出店

開放感のある店内に入ると「いらっしゃいませ!」と威勢のいい声で迎えてくれます。こちらも元気が出てきそう。

定番の豚骨ラーメン850円にしようかと思ったけど、ワンタンがトッピングできるというので迷った結果『スペシャルラーメン 1,650円』にしました。

すごいボリュームです。大きなチャーシューがこんなに入って、しかもピンク色でとっても柔らか。1枚ペロッと食べてスープもスルスル、ワンタンもツルツルおーいしー!たのんでよかった!!味玉は中の黄身がトロっといい感じ。シャキシャキのネギたっぷりでヘルシー。

ちょっと欲張っちゃったけど、あっという間にお腹の中へ。

もっちりしなやかな麺は幸ちゃんラーメンの為だけに特別配合したこだわりの小⻨と、幸ちゃんラーメンオリジナルの豚⾻スープに合うよう、丁度よい加水率、番手(24番)で作り出された特注の細麺を使用しているとのことで、食感も良し。大満足のラーメンでした。

そして「博多駅筑紫口店限定メニュー」の『特製玉子かけご飯 300円』。創業120余年「ヤマタカ醤油」さんの塩醤油!をかけていただきます。これもつるつるぺろり。ここでしか食べられないこの味は是非食べてみてくださいね。

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