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広島県は7月1日、瀬戸内の魚の魅力を伝え、消費拡大を図る「夏の瀬戸内さかな堪能グルメフェア」を始めた。広島市や東広島市などの飲食店23店が参加し、旬の魚を提供する。8月31日まで。
各店はハモの刺し身やアナゴの天ぷら、アコウのにぎりずしなどフェア用のメニューを用意。客はフェアに該当するメニューを頼むと、瀬戸内海産の魚と地酒のセット、タコのオイル漬けなどが当たるキャンペーンに応募できる。参加店はフェアのホームページで確認できる。
24日、フェアのPRイベントが中区であり、地元漁師が漁のこだわりなどを紹介した。鹿川漁協(江田島市)の野村幸太さん(39)は「鮮度を保つため、氷で冷やす加減も魚種や季節で調整している」と語り、広島市漁協の岡野真吾さん(40)は「身が肥えたスズキなど広島のおいしい魚を食べてほしい」と話した。