【虎に翼】突然のブチギレ…! 寅子がまさかの行動→視聴者も賛否「共感しきれない」「俺にはわかる」穂高先生がトレンド1位に

NHK連続テレビ小説『虎に翼』の公式アカウントが、7月4日にX(旧Twitter)を更新。主人公・寅子(伊藤沙莉さん)が恩師・穂高重親(小林薫さん)の退任記念祝賀会に出席したシーンの写真を投稿しました。

伊藤沙莉さん(AFP=時事)

寅子の複雑な思いがこもった視線や行動に注目が集まっています。

※以下ネタバレが含まれます。

穂高「結局私は、大岩に落ちた雨垂れの一滴にすぎなかった」これを聞いて寅子は……!?

公式アカウントは、穂高の退任記念祝賀会でのシーンを収めた写真を2つの投稿で掲載しました。写真にはスピーチで心境を語る穂高を見つめる寅子や、会場の様子などが収められています。

このシーンは7月4日に放送された第69回の中のもので、穂高の挨拶を聞いた寅子が花束を渡す予定だったにも関わらず会場を飛び出してしまう様子が描かれました。

そもそも祝賀会で花束を渡すよう久藤頼安(沢村一樹さん)と桂場等一郎(松山ケンイチさん)から頼まれた際も、本当は「断りたい」と思っていた寅子。

自身を法の道に導いた恩師を尊敬する気持ちがありつつも、妊娠中に体調を崩した際に穂高に仕事を辞めるよう説き伏せられたことで、気まずい間柄になってしまっていたのです。

その後も、法の道に戻ってきた寅子に、穂高は親切心で別の仕事を紹介するなど、いまいちコミュニケーションが噛み合わない状態が続いていました。

祝賀会当日は、穂高がこれまでの自身を振り返り

「旧民法に異を唱え、ご婦人や弱き者たちの為に声を上げてきたつもりだった」

「結局私は、大岩に落ちた雨垂れの一滴にすぎなかった」

と挨拶したことで、失望した寅子は花束を渡さずに会場を飛び出してしまうのでした。

これには桂場も会場の外で「ガキ! 何を考えてるんだ!」 と寅子をたしなめ、穂高も「佐田くん……」と困惑。しかし寅子は 「謝りませんよ。私は」 と反発します。

さらに追い打ちをかけるように

「先生の一言で心が折れても、そのあと気まずくても、感謝と尊敬はしていました」

「世の中そういうものと流されるつらさを知る。それでも理想のために周りを納得させようと踏ん張る側の人だと思っていたから、私は、最後の最後で、花束で、あの日のことを『そういうものだ』と流せません」

「先生に、自分も雨垂れの一滴なんて言ってほしくありません!」

と言い放ち、穂高の考えに納得できないことを伝え、その場から去ってしまいました。

このタイミングでのブチギレ行動と発言は、ちょっと驚きでしたね……!

寅子の行動に賛否……!? 朝の放送直後に「穂高先生」がXのトレンド1位に

花束を渡すことを拒否した寅子に対し、投稿のリプライ欄ではさまざまな意見が寄せられました。

「寅ちゃんのブチ切れてましたね! 穂高先生へのいろんな気持ちが大爆発の回でしたね。俺にはわかる」

「穂高先生は神じゃないから、本人なりに頑張ったと思う。穂高先生が十分ではなかったかもしれないが、女性に法律への風穴を開けてくれた。 寅子の怒りは、一部わかり、一部わからない。 共感しきれないが、いろんな考え方があることがいい」

「寅子の怒りはわからないでもない、わからないでもないんだけど……穂高先生は寅子たちを煽って利用したわけではないと思うんだけどなあ。雨垂れのひとしずくってそんなに悪いことなのかな?」

「寅ちゃんは、穂高先生にもっと胸を張って自分が今までやってきたことを誇って欲しかったんだよね。同じ週の尊属殺の回の時、声をあげることの大切さを語っていた寅ちゃんだから、雨垂れの一粒をもっと誇って欲しかったんだよね。花束は寅ちゃんも穂高先生も否定することになっちゃうことになるもんね」

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