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【大分・由布】ごみの削減と大勢の人の交流の場にしていこうと由布市挾間町の元教員、白野里美さん(60)が、不要な物を無料で譲り合うフリーマーケット「0円ショップおおいた」を7日午前10時から、大分市萩原緑町の平和市民公園中央プラザで初めて開催する。白野さんは「活動に興味のある人はもちろん、誰でも気軽に立ち寄ってほしい」と話している。
白野さんは今年3月、東京都で実施されている0円ショップの取り組みをテレビ番組で知った。5月に同じ取り組みをしている熊本県のイベントに参加。子どもから高齢者までが集まり、品物を通じて会話が弾んでいたことから、さまざまな人の「居場所づくり」になると実感。大分県内でも開きたいと準備を始めた。
場所は県内各地から訪れやすく、駐車場やトイレがある同公園を選んだ。たくさんの人に知ってもらうため、公園で散歩している人にビラを配り、大分市内の公民館や子ども食堂、保育園などに足を運んで宣伝した。
当日は正午まで。自由に持ち込みと持ち帰りができ、持ち込む場合は、まだ使うことのできる不要な衣類や雑貨、食器、おもちゃなどをレジャーシートを持参し、並べる。欲しい人に無償で譲り、もらい手がなかったものは持ち帰る。
白野さんは「地域のつながりの創出にもつながる。今後は月に1度開催することを目標に、さまざまな人が訪れる居場所となれるよう続けたい」と話している。雨天の場合は翌週に延期する。問い合わせはメール(0yenoita@gmail.com)か、公式フェイスブックまで。